ハイヤー専属ドライバーの教育カリキュラム

ハイヤーの専属ドライバーは、配車サービスの中で最も優秀な人材が集うトップクラスの集団と言っても決して大げさではありません。それではなぜそこまで優れた人材が集まってくるのでしょうか。

まず第一に街中を走っているタクシーのように誰でもが乗車できる配車サービスではないということが挙げられます。これはどういうことなのかと言うと、ハイヤーは常に格式の高い位置付けをされており、場所によっては通常の車では入ることさえ許されないところもハイヤーだからこそ入れるといったことも少なからず存在します。そのようなこともあり、マナーや知識などもトップクラスの人材でないと、その大役が務まらないというわけです。

しかし、そのような優秀な人材は最初からトップクラスのサービスを提供できるわけではありません。従って、専属ドライバーは採用後に徹底的な教育カリキュラムを受けて、そのカリキュラムをクリアしなければ実際に現場で活躍できないことも多く、大手会社であれば、数年単位でそのカリキュラムを組み、どんなイレギュラーなケースにも対応できるような力を身に付けさせます。

そんな専属ドライバーの厳しい教育カリキュラムですが、具体的にはどんな内容のカリキュラムなのでしょうか?まず始めは、ハイヤーの専属ドライバーとして、最低限、身に付けておかなければならない基本事項を徹底的に頭で覚え、そして体で覚えるカリキュラムをクリアします。

その後は、実務をこなしながらのカリキュラムとなる場合もありますが、お客様はタクシーとは違って、ドアを自分で開けることはありません。従って、ドアのサービスは専属ドライバーが行います。ドアサービス一つとっても、質の高いサービスなのか、それとも質の低いサービスなのかが決まってしまいます。一見細かいようにも見えますが、こういった細かいサービスが積もっていき、質の高いサービスとしてお客様に評価していただくのです。

この他には、あってはいけませんが、実際にお客様からあったクレームの内容を全員で情報共有をして、二度と同じようなミスが起こらないようにするのも一つの教育カリキュラムです。また、事故防止を徹底するための研修も行っています。今ではドライブレコーダーが搭載されていますので、その記録も情報共有し、こちらも同じような事故が起こらないように徹底して全員で分析を行います。このように、ハイヤーが質の高いサービスをお客様に常時提供できるのは、厳しい教育カリキュラムをしっかりと徹底しているからなのです。